M ‐ёмц‐


(もう良いよ)

「え…まだ5秒も経ってないのに、もう終わったの?」

(僕にも、どんな力が目覚めるのかは分からない。君に相応しい力が、必要とする時に発動する)


何か適当だな…
まあでも、夢なら仕方がない。俺の頭の中にある知識の範囲でしか見れない訳だしな。

「それで、グリンはなぜ俺の元に現れたんだ?他に優秀な奴が、そこら辺に大勢いるだろうに」

(優秀?
それは君達人間の価値基準であって、僕の基準ではない。

僕には君が一番適合していると思うし、それにこれは偶然ではなく必然なんだ)

何だか俺の夢に登場する割に、難しい事を言うな。

……まあいいか。


「それで――

俺は一体何をすれば良いんだ?」

(特に何も、普通に生活していれば良い。

さっきも言った様に、これは必然…摂理なんだ。時が来れば、必ず分かる)


意味が分からない。

「何だかよく分からないが、とりあえず了解した――…が、まだ早いし、俺はまた寝るからな」


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