そう叫んだ瞬間、穂波は意識を失った。

俺は倒れる穂波を受け止めると、直ぐに美空を呼んだ。

「美空!!」
「分かってる!!」

原子炉の外壁はは黄色に変色し、眩しい程の光を放ち始めた。凄まじい高熱が俺達を襲った。



メルトダウンか!!



俺の肩に美空の手が触れ、周囲を白とも黄色とも判別出来ない光が包み込んだ――


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