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「ひょっとして、これじゃないのか?」

原子炉がどんな物なのかよく分からなかった俺達は、周囲にある装置を調べていたが発見出来ずにいた。

「この下の方はもう氷が溶けて、凄い熱を帯びてるよ」

美空の指差す箇所を見ると、既に氷など無く高熱により金属が赤く焼けていた。


「マジ…?」

そこには高さ30メートル、幅が10メートルの円柱形の建造物があった。

原子炉は核融合を起こさせる装置だけに、俺達の想像を越える大きさだった。


「こんな巨大な物を、完全に冷却するなんて出来るのか?」

「この発電所の原子炉は、全部で5基よ。

これがあと4基…
それでも、出来るのかではなくて、やるのよ!!」


原子炉を見上げて、穂波が笑った。


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