「さてと…どうする?
多分ここの電子キーは、入口とは違うぞ」
「大地が壊せば良いんじゃない?」
おいおい、そんな無茶な…
ひょっとして、美空ってかなり大雑把な性格なのか?
「ここは、やっぱり正攻法でいくか。
俺達には制御装置の使い方も分からないし、当然外部とのアクセス状況も分からない…
作業員の手助けは必ず必要だぞ」
「そうね。
理解してもらえるかどうかは分からないけど、そうするしかないかも…」
俺達はそう決めると、外から鉄の扉を叩いた。
コンコン――
「誰?」
無用心にも、相手を確認する事もなく簡単に扉が開いた。
俺達はその瞬間、作業員の脇の隙間から中に飛び込んだ!!
「な、何だ君達は!!」
制御室の中にいた作業員が、俺達に気付いて大声を上げた。
その声を聞いて、作業員達が全員立ち上がり、一斉にこちらに向かって来た!!
「い、いや、怪しい者では…」
俺達は一瞬で、中にいた5人の作業員に取り囲まれた。
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