「るいくんとのテーマパーク超楽しかった!ほんとにありがと」


「俺もすっげぇ楽しかった。じゃあ、またね」


──またね、かぁ

私の心には、絶望とも希望ともつかない感情が広がっていった。


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「お、姉ちゃん、おかえりー」


「ただいまー」


帰ってすぐ、おかえりとただいまを言い合ったあと良樹は私の顔を不思議そうに見つめてから言った。

「なんか、いいことでもあった?」


「へ? なんで?」


「なんかね、姉ちゃん楽しそう」


「そうかなぁ。そんなつもりないんだけど」

顔に出てしまうほどに今日は楽しかったということだろうか。


「まぁ、俺の勘違いならいいんだけど」