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「きゃーーー!!」

「ちょっとさくらちゃん叫びすぎでしょ」

ジェットコースターではしゃぐ私を見て、藤田くんが笑う。

さっきからアトラクションが楽しくて楽しくてしょうがない。

コーヒーカップにメリーゴーランド、それにゴーカート。

色々乗って、ちょうどジェットコースターを降りたところだった。


──いや、めっちゃ楽しんじゃってるじゃん!


「楽しんでくれたならなにより」

藤田くんが嬉しそうにこちらを見てから続ける。

「ちょっと休もっか」

藤田くんが指を指したのは園内にあるカフェだった。


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「じゃあ、俺はこのキャラのワッフルとコーラを。さくらちゃんは?」


──げ。やっぱこういうとこのって高いよなぁ。節約しなきゃいけないのに……。

自分の店も同じような価格帯だけど、と心の中で自分に毒づきながらも1番安いものを頼む。


「じゃ、じゃあ、私もそのワッフルと……、オレンジジュースで」