大掃除を済ませた放課後。文芸部の部室。
「なあんですか!あの演説は!」
安堂が怒鳴っていた。
「…やれることをやったまでだよ」
「もうだめだ、文芸部は廃部だ…」
安堂は僕を無視して、机に頭をつけ、うなだれ始めた。
「とりあえず、先輩お疲れ様でした」
と中松がお菓子の入った小さなかごをテーブルの上に置く。僕はその中に入っていたキャラメルに手を伸ばし、口に入れる。
「で、どーすんですか?」
中松が安堂の隣に座って言う。
「どうするって?」
「誰一人新入部員が来なかったら。先輩ビラ配りもやってくれなかったですよね、なんで協力的じゃないんですか」
責められてしまった。
「僕は…静かな文芸部が好きなんだよ」
嘘じゃない。言い訳に聞こえるだろうけど。
「一人二人でいいんです、廃部を逃れれば。それなのに」
中松がそこまで言った瞬間、文芸部の扉が少し開いた。
ガラガラ…。
ひょこっと顔を出した可愛らしい小柄な女子。
「あの…文芸部ってここですか」
うなだれていた安堂と中松が思わず立ち上がった。
「なあんですか!あの演説は!」
安堂が怒鳴っていた。
「…やれることをやったまでだよ」
「もうだめだ、文芸部は廃部だ…」
安堂は僕を無視して、机に頭をつけ、うなだれ始めた。
「とりあえず、先輩お疲れ様でした」
と中松がお菓子の入った小さなかごをテーブルの上に置く。僕はその中に入っていたキャラメルに手を伸ばし、口に入れる。
「で、どーすんですか?」
中松が安堂の隣に座って言う。
「どうするって?」
「誰一人新入部員が来なかったら。先輩ビラ配りもやってくれなかったですよね、なんで協力的じゃないんですか」
責められてしまった。
「僕は…静かな文芸部が好きなんだよ」
嘘じゃない。言い訳に聞こえるだろうけど。
「一人二人でいいんです、廃部を逃れれば。それなのに」
中松がそこまで言った瞬間、文芸部の扉が少し開いた。
ガラガラ…。
ひょこっと顔を出した可愛らしい小柄な女子。
「あの…文芸部ってここですか」
うなだれていた安堂と中松が思わず立ち上がった。

