半月ほどしたら寮もだんだんにぎやかに
なってきた。
隣の部屋に入ってきた山梨久美子と
仲良くなった。
散策はいつも二人で行くようになった。
彼女はバイオリン専攻だ。
ゆりえと同じく音大を卒業後オーケストラ
にも二年ほど所属したらしいがジャズを
やりたくてこの学校に来たと言うことだ。
図らずもゆりえと同じ歳だ。
この専門学校にはいろんな経歴の人がいる。
年齢もかなり幅が広い。
多種多様な人間の集まりのようだ。
ゆりえは自身の経歴を気にする人なんて
いない事がうれしかった。
久美子には最初にきちんとゆりえの
境遇を話した。
でも、それが何っていう感じの対応で
バツイチで世間知らずで天涯孤独の
身の上なんか誰も気にしないわよと
言って久美子に一蹴された。
ゆりえはいい友人ができたと早苗に
久美子のことを手紙に詳しく書いて
送った。
ボストンの様子も近況も詳しく書いた
絵葉書も何枚も送った。
ゆりえはすぐに誰にでも心を開けるタイプ
ではないし、どちらかというと人見知り
する方なので、誰も知り合いの居ない
ボストンで、ゆりえが孤立して
いかないかと日本を発つ前に心配して
くれていたので、安心させたかったのだ。
早苗にどこまでも心配をかけてしまう
自分が少々情けなくもあったが、心配
してくれる人が居ると思うと心強かった。
なってきた。
隣の部屋に入ってきた山梨久美子と
仲良くなった。
散策はいつも二人で行くようになった。
彼女はバイオリン専攻だ。
ゆりえと同じく音大を卒業後オーケストラ
にも二年ほど所属したらしいがジャズを
やりたくてこの学校に来たと言うことだ。
図らずもゆりえと同じ歳だ。
この専門学校にはいろんな経歴の人がいる。
年齢もかなり幅が広い。
多種多様な人間の集まりのようだ。
ゆりえは自身の経歴を気にする人なんて
いない事がうれしかった。
久美子には最初にきちんとゆりえの
境遇を話した。
でも、それが何っていう感じの対応で
バツイチで世間知らずで天涯孤独の
身の上なんか誰も気にしないわよと
言って久美子に一蹴された。
ゆりえはいい友人ができたと早苗に
久美子のことを手紙に詳しく書いて
送った。
ボストンの様子も近況も詳しく書いた
絵葉書も何枚も送った。
ゆりえはすぐに誰にでも心を開けるタイプ
ではないし、どちらかというと人見知り
する方なので、誰も知り合いの居ない
ボストンで、ゆりえが孤立して
いかないかと日本を発つ前に心配して
くれていたので、安心させたかったのだ。
早苗にどこまでも心配をかけてしまう
自分が少々情けなくもあったが、心配
してくれる人が居ると思うと心強かった。



