玄関を開けてどうぞと言って千隼が
招き入れてくれた。
玄関の床は大理石のベージュの
マーブル模様で落ち着いた雰囲気に
なっている。
シューズクロークのついた広く豪華な玄関を
通って入ったリビングは圧巻だった。
あまりものも置かれていなかったので余計に
すっきりと広く見えた。
それに天井が高い、ハイスタッドという
そうだ。
リビングだけで三十帖はありそうだ。
そう言うと大げさだなあ、と笑っていた。
千隼らしい男っぽいモノトーンで揃えられた
家具やラグが、お洒落でかっこいい。
ここなら、グランドピアノも堂々と見える
だろうなあと思った。
何畳あるかわからないほど広いLDKに、
家にあるグランドピアノを脳内で
配置してみる。
ここにあれば、スタインウエイのピアノだと
言っても通るだろう。
何て妄想していると千隼がコーヒーを
淹れてきた。
リビングのテーブルにおいて、
ゆりえを見つめている。
「どうしたの?なんかボーとしてるね」
「えっ、すみません。あまりに広くて素敵で
見惚れてました。家のリビングとえらく違う
なあと思って、私のグランドピアノもここに
置けば、ランクアップして見えるだろうなあ、
なんて」
ゆりえは千隼を振り返って、恥ずかしそうに
微笑んだ。
招き入れてくれた。
玄関の床は大理石のベージュの
マーブル模様で落ち着いた雰囲気に
なっている。
シューズクロークのついた広く豪華な玄関を
通って入ったリビングは圧巻だった。
あまりものも置かれていなかったので余計に
すっきりと広く見えた。
それに天井が高い、ハイスタッドという
そうだ。
リビングだけで三十帖はありそうだ。
そう言うと大げさだなあ、と笑っていた。
千隼らしい男っぽいモノトーンで揃えられた
家具やラグが、お洒落でかっこいい。
ここなら、グランドピアノも堂々と見える
だろうなあと思った。
何畳あるかわからないほど広いLDKに、
家にあるグランドピアノを脳内で
配置してみる。
ここにあれば、スタインウエイのピアノだと
言っても通るだろう。
何て妄想していると千隼がコーヒーを
淹れてきた。
リビングのテーブルにおいて、
ゆりえを見つめている。
「どうしたの?なんかボーとしてるね」
「えっ、すみません。あまりに広くて素敵で
見惚れてました。家のリビングとえらく違う
なあと思って、私のグランドピアノもここに
置けば、ランクアップして見えるだろうなあ、
なんて」
ゆりえは千隼を振り返って、恥ずかしそうに
微笑んだ。



