御曹司は優しい 音色に溶かされる

ロスで映画の編集の予定がない時は
アナハイムのマンションで頼まれている
曲作りをしていた。

東京に千隼の所に帰ると決めている今は
毎日がとても充実している。

そうしてアメリカでの最後の三ヶ月を
全力投球して過ごした。

映画のファイナルカットも終わり、いよいよ
東京に帰る日が近づいてきた。

今は12月の中旬すぎで町は1月位から
クリスマスセールが始まっている。

千隼はゆりえを迎えに行くと言って
一週間休みをもぎ取って来てくれた。

マンションの整理も終えていたので二人で
デイズニーランドに行ったり、クリスマス
仕様のロスでショッピングを楽しんだ。

優太や西條の両親、早苗や西本夫妻そして
久美子にもお土産を沢山買って大きな
スーツケースはお土産でいっぱいに
なってしまった。

前日の夜にはジョシュとボストンから
駆けつけてくれた健司と四人で
お別れのデイナーを一緒にした。

ジョシュはまた仕事でこっちに来ることが
あるだろうから、さよならは言わないと
言って帰っていった。