いつものように実家近くの公園で遊んでた。
よく走るけど、よく転ぶ。
膝は傷だらけで幼児虐待を疑われないか心配するほど。
「かあしゃん、いちゃい」、泣きながら駆けてきた。
ふらふらしながら駆けて来るから、また転びそうになっている。
「こんなことで泣くんじゃないの!
お母さんだって、もっと悲しい事があっても我慢してるんだから」
きょとんとして、「かあしゃんも?」
話がそれると泣き止んだ。
「そうだよ。昨日、卵を買ったのに今日チラシに出てたんだから、星空の好きなアイスが買えるくらい安くなってたんだから」
「アイス?」
「だから、こけたくらいで泣かないの!」
「分かった」
ほんとに分かったかどうかは分からないけど泣き止んで良かった。



