ドルオタ幼馴染にファンサしたい!

授業が始まる直前、ほんの数秒だけ海斗と目が合った。

海斗と話すことができないのに、クラスは3年間同じ。

目が合ってもすぐにそらされてしまう。

もう昔みたいに戻れないのかな。

「鈴音ー?聞いてるー?修学旅行のグループ一緒でいいよね?」

「う、うん。」

「やったー!楽しみだね!」

ゆりに話しかけられるけど今日は全部上の空。

今日の私なんか変。

クラスでは修学旅行のグループ決めが始まっていたらしい。

男子2人、女子2人の合計4人で自由に組んでいいらしい。

海斗と同じグループになりたい。

そう考えていたらクラスの男子全員がじゃんけんをし始めた。