よかった、お母さん満足そう


ずっとお母さんの言いなりになるのは嫌だ


もっと自由に生きたい


だけど嫌われるのは嫌だ


いらない子って思われたくない


お母さんにいらないなんて言われたら私の居場所はどこにあるんだろう



だから私はこの暗い心に鍵をしめる


これでいいんだ


私にできるのはいつまでも優等生であること




私はこのモヤっとした気持ちを振り払うために一気にご飯を食べて、学校へ向かった。