はっ、と目が覚め、飛び起きる。
明るかった室内は真っ暗になっていて
自分が長い間、眠っていた事に気付く。
「…」
そんな中
激しく脈打つ心臓を押さえて
荒い呼吸を繰り返す私。
「………昔の、夢…」
中学の頃の夢だ。
随分と懐かしい夢を見た。
出来れば二度と思い出したくなかった記憶。
……ちょうど、あの頃から
私に対する周りの評価がひどくなった。
顔つきも体つきも
『少女』から『女性』に近付き始めた
成長過程の自分。
その容姿は
かなり、人の目に留まり
関心を引くものだったらしく
同性には嫌われて、距離を取られ
異性には好かれ、執着され
普通に生活しているだけなのに
普通じゃいられなかった。
嫌がらせだったり、裏切りだったり
過剰な期待や、評価だったり
たくさんの物事が重なって、人間不信になった。
視野の狭い、閉鎖的な世界にいた。
それが、世界の全てだと感じていた。
今よりも、まだまだ幼い自分にとって
それは、とても耐え難い環境で。
信頼できる大人も
助けてくれる相手もいなくて
ひとり孤独だった。
耐えられなかった。
奇異の目で見られることや
息のしづらいその場所で生きていくことが。
明るかった室内は真っ暗になっていて
自分が長い間、眠っていた事に気付く。
「…」
そんな中
激しく脈打つ心臓を押さえて
荒い呼吸を繰り返す私。
「………昔の、夢…」
中学の頃の夢だ。
随分と懐かしい夢を見た。
出来れば二度と思い出したくなかった記憶。
……ちょうど、あの頃から
私に対する周りの評価がひどくなった。
顔つきも体つきも
『少女』から『女性』に近付き始めた
成長過程の自分。
その容姿は
かなり、人の目に留まり
関心を引くものだったらしく
同性には嫌われて、距離を取られ
異性には好かれ、執着され
普通に生活しているだけなのに
普通じゃいられなかった。
嫌がらせだったり、裏切りだったり
過剰な期待や、評価だったり
たくさんの物事が重なって、人間不信になった。
視野の狭い、閉鎖的な世界にいた。
それが、世界の全てだと感じていた。
今よりも、まだまだ幼い自分にとって
それは、とても耐え難い環境で。
信頼できる大人も
助けてくれる相手もいなくて
ひとり孤独だった。
耐えられなかった。
奇異の目で見られることや
息のしづらいその場所で生きていくことが。

