初めての恋のお相手は

――……



「…こゆさん、私って
祠堂さんが好きなんでしょうか?」



仕事も手につかないくらい、動揺してしまって

邪魔になってしまうだけだからと
今日は早上がりさせてもらった。


祠堂さんが迎えに来るまで
休憩室で待機していると

遅めのお昼休憩に入ったこゆさんが現れて


私は助けを求めるように
こゆさんに、問いかけた。


困惑してる私に
こゆさんは優しく笑って答える。



「傍から見たら、そう見えるかな」

「……いつから、そう見えてましたか?」

「えーと…1ヶ月過ぎたくらいかな
楸ちゃん、最初の頃と比べて
ちょっとだけ変わったから」

「どんな風に?」

「祠堂さんといると
笑顔がもっと可愛くなる」

「…」

「話してて、すごく楽しそう」

「…」

「で、祠堂さんが他の人と話してると
よく目で追ってる」

「…」



「………それは、好きって事なんでしょうか?」