――……
こゆさんとスグリさんのお店で
働き初めて2週間ちょっと。
「迎えに来たわ、楸」
変わらず今日も
私を迎えに来てくれた祠堂さん。
ただ、今日はいつもと少し違って
祠堂さんの隣には、見知らぬ男の人がいた。
ぱちりと目が合うと
その人は、驚いたような表情を浮かべて
そのまま、勢い良く私の方へ距離を詰めてくると
「…うわっ、めっちゃ美人!」
私の全身をくまなく、まじまじと見つめた後
感心したように声をあげる。
私は、と言うと…
「…」
見知らぬ男の人に
突然、至近距離まで近付かれて、固まっていた。
…………若い、男、の人……
気にせず、物珍しげな視線を向けてくる
その人に、体が遅れて拒否反応を起こし始める。
かたかたと小さく震える私に
気付いた祠堂さんが
私とその人の間に割って入った。
「やめなさい、傑(すぐる)」
「えー?いいじゃん、目の保養」
「初対面の女の子を
じろじろ不躾に見るもんじゃないの」
「はいはい」
祠堂さんに注意されたその人は
ふてくされた様子で
頭の後ろで手を組んで、そっぽを向く。
こゆさんとスグリさんのお店で
働き初めて2週間ちょっと。
「迎えに来たわ、楸」
変わらず今日も
私を迎えに来てくれた祠堂さん。
ただ、今日はいつもと少し違って
祠堂さんの隣には、見知らぬ男の人がいた。
ぱちりと目が合うと
その人は、驚いたような表情を浮かべて
そのまま、勢い良く私の方へ距離を詰めてくると
「…うわっ、めっちゃ美人!」
私の全身をくまなく、まじまじと見つめた後
感心したように声をあげる。
私は、と言うと…
「…」
見知らぬ男の人に
突然、至近距離まで近付かれて、固まっていた。
…………若い、男、の人……
気にせず、物珍しげな視線を向けてくる
その人に、体が遅れて拒否反応を起こし始める。
かたかたと小さく震える私に
気付いた祠堂さんが
私とその人の間に割って入った。
「やめなさい、傑(すぐる)」
「えー?いいじゃん、目の保養」
「初対面の女の子を
じろじろ不躾に見るもんじゃないの」
「はいはい」
祠堂さんに注意されたその人は
ふてくされた様子で
頭の後ろで手を組んで、そっぽを向く。

