祠堂さんの言葉は、的を得ていて
正論だった。
長年、蓄積された精神的ストレス
不安、緊張、恐怖、焦り…
折れないように、壊れないように
ずっと必死に自分の心を守ってきたけど
ここにきて、とうとう
擦り切れに留まらず、亀裂が入ってしまった。
その影響を、実感していた。
割れてしまったら
きっと、本当に立ち上がれなくなる。
『うちにいる間は、家賃だ生活費だとか
気にしなくていいから』
言い返せずに口を噤んでいたけど
その言葉には、すぱりと即答した。
『そうはいきません
住まわせて貰ってる分
払うべきものは払います』
出会ってわずか数日の相手に
おんぶに抱っこ状態は、ばつが悪すぎる。
なにもせず甘え続けるなんて
それこそ、耐えられない。
ちゃんとするところは、ちゃんとしないと。
『……分かったわ。なら、こうしましょう
本職を休む代わりに
スグリ達の店で働いてもらう』
『……スグリさん達のお店?』
『今、ちょうど人手不足でね
バイト募集してるのよ』
『…それに、私が?』
『スグリ達の店で得た給料の一部を
生活費として入れて貰う
……これなら、反論はないでしょう?』
『……それなら…』
スグリさんとこゆさんへの恩返しにもなるし
祠堂さんへ対価も払える。
妥協点に頷いた私に
祠堂さんは満足げに口角をあげた。
『決まりね』
正論だった。
長年、蓄積された精神的ストレス
不安、緊張、恐怖、焦り…
折れないように、壊れないように
ずっと必死に自分の心を守ってきたけど
ここにきて、とうとう
擦り切れに留まらず、亀裂が入ってしまった。
その影響を、実感していた。
割れてしまったら
きっと、本当に立ち上がれなくなる。
『うちにいる間は、家賃だ生活費だとか
気にしなくていいから』
言い返せずに口を噤んでいたけど
その言葉には、すぱりと即答した。
『そうはいきません
住まわせて貰ってる分
払うべきものは払います』
出会ってわずか数日の相手に
おんぶに抱っこ状態は、ばつが悪すぎる。
なにもせず甘え続けるなんて
それこそ、耐えられない。
ちゃんとするところは、ちゃんとしないと。
『……分かったわ。なら、こうしましょう
本職を休む代わりに
スグリ達の店で働いてもらう』
『……スグリさん達のお店?』
『今、ちょうど人手不足でね
バイト募集してるのよ』
『…それに、私が?』
『スグリ達の店で得た給料の一部を
生活費として入れて貰う
……これなら、反論はないでしょう?』
『……それなら…』
スグリさんとこゆさんへの恩返しにもなるし
祠堂さんへ対価も払える。
妥協点に頷いた私に
祠堂さんは満足げに口角をあげた。
『決まりね』

