唇を割って入ってくる
柔らかい舌の感触に慣れない私は
びくりと肩を震わせる。
祠堂さんは気にせず続けながら
訴えるように、じっと私を見つめる。
「…」
同じものを返さない限り
解放して貰えない事を察した私は
恥ずかしさに身を焼かれながらも
覚悟を決めて
祠堂さんの見よう見まねで
たどたどしくも、それに応えた。
「………ほら、できた」
祠堂さんが満足そうに呟いて
表情をやわらげる。
その腕の中で、乱れた呼吸を整えながら
「……い、意地悪しないでください……」
いっぱいいっぱいになっていた私は
涙で滲む目で、祠堂さんに訴える。
そんな私に
祠堂さんは、ぴしりと固まって
それから、口許を手で覆って
私から目を逸らすと、困ったように呟く。
「……だめだわ
本当に破壊力が凄すぎて……」
まるで、心頭滅却するかのように
そっと、目を閉じて黙り込む。
それから
まぶたを上げた祠堂さんは
言い聞かせるように、私に言う。
柔らかい舌の感触に慣れない私は
びくりと肩を震わせる。
祠堂さんは気にせず続けながら
訴えるように、じっと私を見つめる。
「…」
同じものを返さない限り
解放して貰えない事を察した私は
恥ずかしさに身を焼かれながらも
覚悟を決めて
祠堂さんの見よう見まねで
たどたどしくも、それに応えた。
「………ほら、できた」
祠堂さんが満足そうに呟いて
表情をやわらげる。
その腕の中で、乱れた呼吸を整えながら
「……い、意地悪しないでください……」
いっぱいいっぱいになっていた私は
涙で滲む目で、祠堂さんに訴える。
そんな私に
祠堂さんは、ぴしりと固まって
それから、口許を手で覆って
私から目を逸らすと、困ったように呟く。
「……だめだわ
本当に破壊力が凄すぎて……」
まるで、心頭滅却するかのように
そっと、目を閉じて黙り込む。
それから
まぶたを上げた祠堂さんは
言い聞かせるように、私に言う。

