「お~、まじか。めでてーな」
お昼も過ぎ、混雑が落ち着いた頃に
お店にやってきた傑さん。
こゆさんから話を聞いた傑さんが
私に向かって「よかったな」と
お祝いの言葉をくれる。
「祠堂さん、最初から
楸の事、気に入ってたもんな」
「……そうなんですか?」
傑さんの言葉に、私は目を瞬かせる。
傑さんの目には
そんな風に見えてたんだ…
傑さんと初めて会った頃は
自分が、祠堂さんに
そんな風に想われている感覚はなかった。
祠堂さんが私に向けているのは
保護者的な感情だと思っていた。
「だって、楸
祠堂さんにだけ懐いてたじゃん?」
「な、懐くって言うか…
平気だったと言うか…」
「どっちにしろ
祠堂さんだけ特別だったわけじゃん?」
「それは……はい」
「それってさ、向けられる側は嬉しいもんだろ」
「そう、なんでしょうか?」
「そういうもんだって
懐かれたら、かわいいし
信頼されたら、それに応えたくなる」
「祠堂さんからしたらさ
自分にだけ心を開いてくれる楸は
可愛くて、目が離せない存在だったんだろうよ」
「最初は、ちっせー子供に
向けるような感情だったんだろーけど
それが段々と、恋愛感情に変わったんだと思うぜ」
お昼も過ぎ、混雑が落ち着いた頃に
お店にやってきた傑さん。
こゆさんから話を聞いた傑さんが
私に向かって「よかったな」と
お祝いの言葉をくれる。
「祠堂さん、最初から
楸の事、気に入ってたもんな」
「……そうなんですか?」
傑さんの言葉に、私は目を瞬かせる。
傑さんの目には
そんな風に見えてたんだ…
傑さんと初めて会った頃は
自分が、祠堂さんに
そんな風に想われている感覚はなかった。
祠堂さんが私に向けているのは
保護者的な感情だと思っていた。
「だって、楸
祠堂さんにだけ懐いてたじゃん?」
「な、懐くって言うか…
平気だったと言うか…」
「どっちにしろ
祠堂さんだけ特別だったわけじゃん?」
「それは……はい」
「それってさ、向けられる側は嬉しいもんだろ」
「そう、なんでしょうか?」
「そういうもんだって
懐かれたら、かわいいし
信頼されたら、それに応えたくなる」
「祠堂さんからしたらさ
自分にだけ心を開いてくれる楸は
可愛くて、目が離せない存在だったんだろうよ」
「最初は、ちっせー子供に
向けるような感情だったんだろーけど
それが段々と、恋愛感情に変わったんだと思うぜ」

