「…………私は…」
揺れる瞳で祠堂さんを見上げれば
祠堂さんは優しく微笑んでいて
………。
……………無理だと思った。
この人から逃げるのは。
だって、この人は私の全部を好きだなんて言う。
私の過去も、不安も、恐怖も、想いも
全部知って、受け入れた上で
好きだと言ってくれる。
この人は、私の人生の中で初めて出会った
『私』を見てくれる相手だ。
そんな相手を、拒むことなんて出来っこない。
「………祠堂さんが、好き、です」
どうしようもなく、惹かれて、焦がれて
「これからも、そばに……いたいです」
結局、離れられないと感じる。
「あなたの…『愛』が、欲しいです」
くすぐったくて、恥ずかしくて
そわそわ落ち着かなくなる。
でも、あったかくて、優しい
その気持ちを、独占したいと思ってしまう。
今にも消えてしまいそうな程
小さな声で、綴った返事を
しっかり聞き取った様子の祠堂さんは
満足そうに目を細めて
「上出来だわ」
そう呟いて、私の唇を奪った。
「っ!」
「これで、あなたは私のものね」
顔から火を出す私を抱き締めて
祠堂さんは耳元で甘く囁いた。
揺れる瞳で祠堂さんを見上げれば
祠堂さんは優しく微笑んでいて
………。
……………無理だと思った。
この人から逃げるのは。
だって、この人は私の全部を好きだなんて言う。
私の過去も、不安も、恐怖も、想いも
全部知って、受け入れた上で
好きだと言ってくれる。
この人は、私の人生の中で初めて出会った
『私』を見てくれる相手だ。
そんな相手を、拒むことなんて出来っこない。
「………祠堂さんが、好き、です」
どうしようもなく、惹かれて、焦がれて
「これからも、そばに……いたいです」
結局、離れられないと感じる。
「あなたの…『愛』が、欲しいです」
くすぐったくて、恥ずかしくて
そわそわ落ち着かなくなる。
でも、あったかくて、優しい
その気持ちを、独占したいと思ってしまう。
今にも消えてしまいそうな程
小さな声で、綴った返事を
しっかり聞き取った様子の祠堂さんは
満足そうに目を細めて
「上出来だわ」
そう呟いて、私の唇を奪った。
「っ!」
「これで、あなたは私のものね」
顔から火を出す私を抱き締めて
祠堂さんは耳元で甘く囁いた。

