隆火さんにそう言われて、私みたいな下っ端に拒否権などなかった。
私としてはヤンキーと深く関わる気はない。しかも最強クラスの隆火さんとなんて……
学年も違うし住む世界も違う。関わる機会も少ないだろう。
きっと本気で言っているわけではないだろうし、傘下に入るなんて話がいつのまにか忘れ去られることを祈っていた。
次の日を迎え、昨日までのことが嘘みたいに、普通の学校生活を送っていた。ヤンキーに絡まれることもなく、一見して普通に過ごせていた。
そんな昼休みのこと。誰かが教室に来て、廊下の窓から私のことを呼び出す。
そこにいたのは隆火さん!? これには同じクラスの人たちもびっくり、その場で固まったり私や隆火さんの方を見る。
窓から顔を見せる隆火さんに、放課後俺の基地に来い! と言われる。
たった今そう言ったのは聞き届けた。今日行くのは隆火さんの基地。……それってどこ!? 校舎裏のこと!?
はい! と言う間も、場所はどこですかと聞く間もなく、声をかけようとした時に隆火さんはすでに去っていた。
どうしよう……約束を破るつもりはなかったから、行こうとは思っていたし、場所がわからないのはまずい。
これ、行かなかったらどうなるんだろう。
大園なんか比じゃないくらいに恐ろしい目にあったり……隆火さん敵に回してこの学校で生きていけるか?
隆火さんの基地の場所なんて先生にも聞けない。自力で探すしか……
私としてはヤンキーと深く関わる気はない。しかも最強クラスの隆火さんとなんて……
学年も違うし住む世界も違う。関わる機会も少ないだろう。
きっと本気で言っているわけではないだろうし、傘下に入るなんて話がいつのまにか忘れ去られることを祈っていた。
次の日を迎え、昨日までのことが嘘みたいに、普通の学校生活を送っていた。ヤンキーに絡まれることもなく、一見して普通に過ごせていた。
そんな昼休みのこと。誰かが教室に来て、廊下の窓から私のことを呼び出す。
そこにいたのは隆火さん!? これには同じクラスの人たちもびっくり、その場で固まったり私や隆火さんの方を見る。
窓から顔を見せる隆火さんに、放課後俺の基地に来い! と言われる。
たった今そう言ったのは聞き届けた。今日行くのは隆火さんの基地。……それってどこ!? 校舎裏のこと!?
はい! と言う間も、場所はどこですかと聞く間もなく、声をかけようとした時に隆火さんはすでに去っていた。
どうしよう……約束を破るつもりはなかったから、行こうとは思っていたし、場所がわからないのはまずい。
これ、行かなかったらどうなるんだろう。
大園なんか比じゃないくらいに恐ろしい目にあったり……隆火さん敵に回してこの学校で生きていけるか?
隆火さんの基地の場所なんて先生にも聞けない。自力で探すしか……


