日本一のヤンキーは、私のことを守ると誓う

まずは大縄の練習から。ここにいるのが全員ではないけど練習を始めた。


その間、真木さんがクラスのグループを回って競技についてのアドバイスをしていく。
大縄だけではなく、綱引きの時の姿勢や並ぶ順番についても教えてくれる。


綱引きの練習は本物の綱がないため、並び順と姿勢を勉強するだけで済ませる。メインは大縄跳びだ。


「力みすぎないで〜」


真木さんのアドバイスで段々とやりやすくなっていく。


やり方がわかるとみんなも練習に熱中していた。
だんだん時間が経つにつれ途中で抜ける人も出てきて人が少なくなり、練習を続けているのは選抜リレーの人が多かった。


茶橋くんと高木くんは選抜リレーの選手だ。


体育で測ったタイムで上位の人が選抜されていて、リレーの選手は期待を背負っていた。


大縄跳びの休憩中、大縄跳びの人ほとんどがリレーを眺めていた。