ゴールデンウィーク。とある昼、寮のキッチンに行くと黒月くんがいた。
この寮は、食堂・キッチン・お風呂・洗面所・洗濯機・トイレは共同となっている。
とは言っても、お風呂とトイレは男女別の作りになっている。
共同の場所はすべて1階にあるため、わざわざ階段を下りて行かなきゃいけなくて結構めんどくさい。
そんなめんどくさがりでカップ麺を手に持っている私に対して、黒月くんはフライパンで野菜をいためている。
「昼飯それだけか?」
「あ…うん」
「これ食うか?」
野菜炒めをお皿によそいながら聞いてくる。
美味しそう…頷きかけて我に返る。
「いいよ、黒月くんの分少なくなっちゃうから」
「じゃあ、そのカップ麺も半分こしようぜ。そしたらお互い同じ量食えるだろ?」
「…そうしようかな」
この寮は、食堂・キッチン・お風呂・洗面所・洗濯機・トイレは共同となっている。
とは言っても、お風呂とトイレは男女別の作りになっている。
共同の場所はすべて1階にあるため、わざわざ階段を下りて行かなきゃいけなくて結構めんどくさい。
そんなめんどくさがりでカップ麺を手に持っている私に対して、黒月くんはフライパンで野菜をいためている。
「昼飯それだけか?」
「あ…うん」
「これ食うか?」
野菜炒めをお皿によそいながら聞いてくる。
美味しそう…頷きかけて我に返る。
「いいよ、黒月くんの分少なくなっちゃうから」
「じゃあ、そのカップ麺も半分こしようぜ。そしたらお互い同じ量食えるだろ?」
「…そうしようかな」


