卒業式の日。 3月18日。 私は君から目を離せなかった。 最後 頭に浮かぶその言葉から、逃げようにも逃げられなかった。 曇り空の中、淡々と進み、あっけなく終わる卒業式。 校舎から出てすぐ、先に出ていた君を探した。 最後に、会いたかったのに、話したかったのに、君は。 もう、どこにもいなかったよね。