君に伝えたいことがあるんだ


次の日から修学旅行だったね。

修学旅行は、班決めのときから、いろんなことがあったよね。



私と煌、そしていつも一緒にいた三人で、同じ班になりたいと希望をしたのに、叶わなかった日。

私は初めて、君の涙に触れた。

いつも強くて、優しくて、みんなを笑顔にしてくれる君の泣いている姿が、いつまでも頭から離れない。


最後だったもんね。私たちにとって。


私が唯一、違う中学に進んでしまうから。

私は煌の隣にいたかった。そのときはまだ、


それを言葉にできなかったけれど。



あのとき、煌も同じ気持ちだったのかな。



私と一緒にいたいと、思ってくれていたのかな。


煌。君はあの日、私たちの誰とも一緒じゃない班に決まってしまったよね。

それなのに、最後の行事で親友と同じ班になれなかった私に、優しく声をかけてくれました。


あの日さらに、私は君の優しさに惹かれたよ。