君に伝えたいことがあるんだ

 

あの日の帰りの会。担当は、私だった。


煌のことで頭はいっぱいだった。


煌は本当にどのクラスに行くんだろう、って。


一組にくるのかな、って。




気まずくないのー?




友人たちのその言葉で、頭の中がいっぱいだった。


そのせいでぼーっとしちゃって


気づいたらもう一人の日直のやつが帰りの会をやろうとしてくれていた。



ごめん。私がやるわ



そう言って小走りで前に走って

帰りの会の内容が書いてある紙を受け取ろうとした。


でもうまく受け取れなくて、紙は地面にはらりと落ちた。


やばい。拾わないと。



そう思ってしゃがんで


紙に手を伸ばして


そっと手に取って


立ちあがろうとして



力が入らないことに気づいた。



なんで…?