First Last Love


「別にヨガのポーズ的なやつで組み合おうとか思ってないって」

 一颯が大げさに噴き出す声が耳に優しい。

「もう! バカじゃないの? 変態っ」
「だってさー」

「でも健司のそういうところも……好きなんだよね」
「はい? バカで変態なところが?」

「違うよ。こんな怪我してるのに明るくておっかしい事ばっかり言ってる前向きなところ。あの頃と変わってない」

 一颯は胸の前で交差された腕をゆっくり外して身体を反転させ、俺の右胸に頭を、そっともたせかけてきた。

俺を抹殺しにかかっているとしか思えないほど、可愛い。

「一颯……」