First Last Love


そこに小学校のクラスメイトという情報が追加された。今はクラスメイトだったと信じられるのだ。

村上くんはわたしをベッドに座らせると、通勤用のリュックから、コンビニのおにぎりやパンをいくつも取り出し始めた。

コーヒーもあるし、なぜかワンカップの日本酒まであった。

「俺もちょっと疲れたわ。ここにあぐらかいていい?」

 ベッドの上を指差す。

「いいよ」

 わたしもくたびれすぎて壁にもたれかかりたくなり、ベッドに乗った。

ぺたんこ座りをして背を壁に預ける。

村上くんはわたしの正面であぐらをかき、二人の間にさっきリュックから出した食料と飲み物を並べた。

「食おう。少しは体力が戻るよ」
「ありがとう」

わたしは一番初めにワンカップの日本酒に手を出した。
その手首を村上くんに掴まれる。

「ま、待て! 飲んでいいから、まずパンかおにぎり、二個は食べよう」