私たちの恋風は、春を告げる



空を見上げながら、ぼんやりとそんなことを思った。


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冬紀の家の前についた私は、いつも通りの自分でいられるように、深呼吸をして準備をする。

いつも通りに笑えばいい。

チャイムを鳴らすと、ガチャっと玄関の鍵が開く音がした。

顔を出したのは冬紀本人だ。

「やっほー!良かった、もう帰って来てたみたいで」

冬紀はびっくりしたように目を瞠っている。

「これ、誕プレ兼クリスマスプレゼント」

「……サンキュ」

差し出したプレゼントを受け取った冬紀は、その場でプレゼントを開け始めた。