「咲茉ー」 棒にネットの結び目を作っていた私は美波の声がした方に顔を向けた。 「あたしとペアになろ!はい、これラケット」 「ありがと!私バドミントンってあんまり得意じゃないから、ダブルスの時はサポートお願い!」 「まっかせといて!」 美波は陸上部で足の速さはもちろん、スポーツ全般得意だからすごく心強い。 まあ試合は楽しみながら頑張ろう。 「最初はシングルスだっけ?」 美波に聞くと「そう!」と明るい返事が返ってくる。