「もう、何よそれ。私たちの間には嘘も隠し事もしないって、美波が言ったんだからねー」 前に美波が私にそう言った言葉をそのまま返す。 「それとこれとは別ー」 「全く…」 「でもさ、ほんとに咲茉は片岡のこと、幼なじみとしか思ってないの?」 「だーかーら、そうだって!」 「ふーん」 「冬紀なんて私のことうるさいおせっかい焼きぐらいにしか思ってないよ。今朝だって、それで言い合いになったし。とにかく、お互いただの幼なじみで、友達って認識だよ?」