それから一週間後
インフルエンザが治り、部屋にサクラさんとカナトさんが入ってきてこれからのことを話され、
お父さんのお兄さんが引き取ってくれるらしいが、ここにずっといてもいいと言われた
何度か会ったことがあるが子供が8人いるから、1人増えたところで気にならないのだろう
これから結婚する所に居られるはずがなく、私はお礼を言っておじさんの家に行くことにした
カナトside
次の日
ユリを送り、マンションに帰るとリビングから泣き声が聞こる
えっ?!
駆け足でリビングに行くと、サクラがソファーに座って泣いている
「どうした?」
「お姉ちゃんが…っ…、私1人になった…っ」
ユリの前で泣かないように我慢していたのか…
確か、ご両親は亡くなってたよな…
「大丈夫、俺がいるだろ」
「どこにも行かないで…っ……」
「あぁ」
サクラの横に座ると抱きついてきて、肩で泣きはじめる
この光景は、サクラに会う前の自分には考えられないだろうな
背中をさすり、泣き止むまで黙っていた
インフルエンザが治り、部屋にサクラさんとカナトさんが入ってきてこれからのことを話され、
お父さんのお兄さんが引き取ってくれるらしいが、ここにずっといてもいいと言われた
何度か会ったことがあるが子供が8人いるから、1人増えたところで気にならないのだろう
これから結婚する所に居られるはずがなく、私はお礼を言っておじさんの家に行くことにした
カナトside
次の日
ユリを送り、マンションに帰るとリビングから泣き声が聞こる
えっ?!
駆け足でリビングに行くと、サクラがソファーに座って泣いている
「どうした?」
「お姉ちゃんが…っ…、私1人になった…っ」
ユリの前で泣かないように我慢していたのか…
確か、ご両親は亡くなってたよな…
「大丈夫、俺がいるだろ」
「どこにも行かないで…っ……」
「あぁ」
サクラの横に座ると抱きついてきて、肩で泣きはじめる
この光景は、サクラに会う前の自分には考えられないだろうな
背中をさすり、泣き止むまで黙っていた
