私の敵が味方に

ホナミside

インターホンの音が聞こえたが誰だろう

玄関から声が聞こえるがはっきりとは聞き取れない


それよりも体が怠いし、咳が止まらないし、頭痛も治らない

ケーキ作らないといけないのに。

ハルト「久しぶりだね」

えっ

目を開けると目の前にハルトさんがいる

「どうして…?」

「どうしてだろうね〜」

笑われながら脇に体温計を入れられる

「嫌…ゴホッ」

「そうだね、動かないよ」

ピピピピ

体温計が脇から取られる

「咳の他に症状はあるの?」

「……」

「お得意の無視か」

いきなり服の下から聴診器を入れられてしまった


「嫌…ゴホッ」

「静かに」

ハルトさんの顔を真剣になり、さっきと一気に雰囲気が変わったように感じる

聴診器が取り外されると首を触られる

「今歩けそう?」

「……」

正直歩けない

「無理そうだね、背中に乗って」

顔を横に振るが無理矢理背中に乗せられてしまい、そのまま車まで移動すると助手席に下され、リクライニングを倒された


「着くまで寝てていいからね」

私は目を瞑るといつの間にか寝てしまっていた