私の敵が味方に

ハルトさんは奥の部屋に行ってしまい、私は座って待っていると睡魔が襲いいつのまにか寝てしまった

「ホナミちゃん起きて」

私を呼ぶ声がきこえ目を覚ますと目の前に白衣を着たハルトさんが立っている

「きてきて」

言われるまま後ろについていくと、診察室と書かれた部屋に入り椅子に触った

ハルトさんと向かい合わせになり、この状況が理解できない

「少し時間かかったね。今日会った時にお腹抑えていたけど3日前もだったよね」

「癖です…」

「そうかな〜顔が少しひきずっていたけどそれも癖なの?」

「はい…どんな用事かわかりませんが帰っていいですか?」

「まだ終わってないよ」
顔が真剣になった
「お腹みて何もなかったら帰っていいよ」

「そんなこと頼んでません…帰ります」

「ベッドに上向きで横になって」
無視された

「嫌」

「早く早く」

手を引っ張られ椅子から立たされ、ベッドに座らされられる

「痛いことしないよ」

「…絶対に痛いことしないでください」

「わかったよ」