それよりも

吐き気がなくなると次は腹痛に襲われ急いでトイレに向かった

点滴が繋げてあり邪魔だ。

それから病室に戻ると男性は私服姿で椅子に座ってパソコンを触っている

「戻ってきたな」

私に気付きパソコンをバッグの中に入れると、私に近づき点滴を外したくれた

「さっきの話は本気なの?…」

「あぁ、友達には連絡しておけよ」

「……体目当て…?」

「はぁ!」

「じゃあ、どうして?」

「弱っている子供を友達が面倒みるようなもんだろ」

「私が子供みたいって言いたいの?」

「あぁ」