待合室に戻るとマキが携帯を触って待っててくれた

「もう1人で大丈夫だよ、帰りはタクシーで帰るね。ありがとう」

「わかった、何かあったらすぐ連絡してね」

「うん」

マキは帰って行った

その後ノロウイルスだと告げられ別の部屋に案内される

「先生と知り合いなの?」

「会ったことあるのは一度だけですけど…」

「女性の方とあんなに親しく話されているのは、初めてみたわ。毎週土曜日は、先生が来るからって女性の方が多いのよ」

「あんな怖い先生のどこがいいんですか?……」

「他の女性の方は丁寧な敬語を使っているわ、誘惑されても適当にあしらって慣れたものよ」


確かにモテそうな顔だ

「点滴したくないです…」

「頑張りましょうね」