終業式の日。
皆、Xmas前で浮かれていた。
「冬休みだというのに、浮かない顔だねぇ、深明」
麗菜が私の肩をポン、と叩いて話しかけてくれた。
「Xmasなのに、両親は仕事なのよねぇ。
しかも、仕事の後、病院のメンツでささやかなクリスマスパーティーをやるみたいでね。
遅くなる、って連絡はくれたけど。
どうせ鍵っ子だし。
かといって、クリぼっちは寂しいしね」
「何言ってるのよ、深明ったら。
深明には斎藤くん、っていう素敵な彼氏がいるじゃない。
ラブラブで、羨ましいったらありゃしない」
「そういう麗菜こそ。
ラブラブで羨ましいわ、松倉先輩と。
参考までに、ロストバージンの感想、後で聞こうかしら」
この後は、麗菜の別荘で終業式お疲れ様会をやる予定だ。
クリスマスケーキも一応食べることにはなっている。
麗菜が私や彼女自身のクリスマスの予定とバッティングしないように、この日にしてくれたのだ。
皆、Xmas前で浮かれていた。
「冬休みだというのに、浮かない顔だねぇ、深明」
麗菜が私の肩をポン、と叩いて話しかけてくれた。
「Xmasなのに、両親は仕事なのよねぇ。
しかも、仕事の後、病院のメンツでささやかなクリスマスパーティーをやるみたいでね。
遅くなる、って連絡はくれたけど。
どうせ鍵っ子だし。
かといって、クリぼっちは寂しいしね」
「何言ってるのよ、深明ったら。
深明には斎藤くん、っていう素敵な彼氏がいるじゃない。
ラブラブで、羨ましいったらありゃしない」
「そういう麗菜こそ。
ラブラブで羨ましいわ、松倉先輩と。
参考までに、ロストバージンの感想、後で聞こうかしら」
この後は、麗菜の別荘で終業式お疲れ様会をやる予定だ。
クリスマスケーキも一応食べることにはなっている。
麗菜が私や彼女自身のクリスマスの予定とバッティングしないように、この日にしてくれたのだ。



