Secret Love 〜カリスマ美容師は幼なじみの年下アイドルを溺愛する〜

爽平の1つ分の量を乙葉とママで食べている。
ママもモデルだったこともあり、あまりよく食べる印象はない。

「ご馳走様でした、爽平くん、部屋行ってインスタにあげる写真を選ぼうよ」
「食べたら行く」
「はーい」
乙葉は先に部屋を出た。
「爽平はさ、まだまだ子供の乙葉を待てるの？」
「待てるよっていうか待つよ」

乙葉に告白されて乙葉の両親にはアイドルを引退したら付き合う事を話している。

「タイミングも大事でさ、乙葉が初恋だったのも事実だし、この仕事に決めたのも乙葉のお陰だしさ、今は仕事に打ち込む時だと思っているから、こうやってたまに会うのがいいんだよ」

「それならいいけど…」
「僕、確かに彼女はいたけど、別れた事は後悔してないし、乙葉の事をちゃんと好きなんで安心して下さい、初恋が実るなんて嬉しくないですか？じゃあご馳走様でした」

爽平は乙葉の部屋に向かった。