ドン!!
「ちょっとーーー、何で2人とも帰って来ないのよーー」
真綾はダイニングテーブルを拳で叩いた。
2人から何も連絡がないから夕食作ったのに9時を過ぎても帰ってこないのだ。
普通なら8時には帰ってくるのに、真綾は爽平に電話をかけた。
「もしもし?何だ」
「今日夕食要らないって聞いてないんだけど遅いの?桔平にぃも一緒?」
「桔平は今日は泊まりって聞いてるけど」
「聞いてない!!爽平にぃは今どこ?」
「今、NUAGE(ニュアージュ)で打ち合わせ中」
「ご飯作っちゃってるんだけど?」
「じゃあ桔平の分、1人連れて帰ってもいいか?」
怜央が顔を上げた。
「え?爽平さん?」
「すぐ帰る!」
爽平はスマホを切り社長室の電気を切っていく。
「爽平さん?」
「続きは家でやろう、飯が先だ、閉めるぞ」
「えっ?」
怜央を連れて車に乗せる。
「妹がお怒りだ」
「えー、怒ってるとこに俺行くんですか?」
「大丈夫だ、怜央には怒らない、桔平が怒られるだけだ」
「俺、偏食ですよ」
「米は食えるんだろ?」
「米は大好きです」
「じゃあ大丈夫だと思う…」
「思う?妹さん、料理上手いんですよね?桔平さんが言ってましたけど」
「美味い、それは大丈夫だ」
「この前、桔平さんにも言ったんですけど爽平さんもシスコンですよね?」
「そうだ、妹は可愛いが…ご飯に関しては連絡しないと……」
「ちょっとーーー、何で2人とも帰って来ないのよーー」
真綾はダイニングテーブルを拳で叩いた。
2人から何も連絡がないから夕食作ったのに9時を過ぎても帰ってこないのだ。
普通なら8時には帰ってくるのに、真綾は爽平に電話をかけた。
「もしもし?何だ」
「今日夕食要らないって聞いてないんだけど遅いの?桔平にぃも一緒?」
「桔平は今日は泊まりって聞いてるけど」
「聞いてない!!爽平にぃは今どこ?」
「今、NUAGE(ニュアージュ)で打ち合わせ中」
「ご飯作っちゃってるんだけど?」
「じゃあ桔平の分、1人連れて帰ってもいいか?」
怜央が顔を上げた。
「え?爽平さん?」
「すぐ帰る!」
爽平はスマホを切り社長室の電気を切っていく。
「爽平さん?」
「続きは家でやろう、飯が先だ、閉めるぞ」
「えっ?」
怜央を連れて車に乗せる。
「妹がお怒りだ」
「えー、怒ってるとこに俺行くんですか?」
「大丈夫だ、怜央には怒らない、桔平が怒られるだけだ」
「俺、偏食ですよ」
「米は食えるんだろ?」
「米は大好きです」
「じゃあ大丈夫だと思う…」
「思う?妹さん、料理上手いんですよね?桔平さんが言ってましたけど」
「美味い、それは大丈夫だ」
「この前、桔平さんにも言ったんですけど爽平さんもシスコンですよね?」
「そうだ、妹は可愛いが…ご飯に関しては連絡しないと……」



