Secret Love 〜カリスマ美容師は幼なじみの年下アイドルを溺愛する〜

「今日、実はさっき現場で会ったんだよ」
「えっ!」
「フリーになっててさ…俺だって会わさない様にしてたんだよ?でもこれからはもしかしたら会うこともあるのは言っておく、でも爽平は乙葉が好きだよ」
「爽平にぃが乙葉の事を大事に思ってるのは間違いないよ」
「それは幼なじみだからじゃないの?」
「爽平にぃはずっと昔から乙葉の事が好きだったもん(笑)私達は知ってるよ、ねっ桔平にぃ」
「そうだよ、そもそもさ、爽平の事が好きなのに何でアイドルをやろうと思ったんだ?そのままモデルだったら爽平と付き合えるのに」

爽平は目が覚めて部屋から出ると話し声に足を止めた。

「私ねcorolla(コローラ)とか、つぼみ組とかのレッスンとかオーディションを小さい時から見てきたのね、モデルって撮られるのって1人か数人、そりゃオーディションもあるけど仲間で一緒に努力して何かを作り上げる事がやってみたかった」

「モデルも大変だよ?」
真綾が言った。
うんと頷いた。

「私が何かに夢中になりたかったの、ダンスや歌のレッスンも楽しかった、でも爽平くんへの気持ちも強くて…」

乙葉は流れてくる涙を指で拭う。

「アイドルになる事で気持ちを伝えて恋愛は封印しようと告白しちゃったけど…後で考えると自分の事ばっかり…グスッ…」

乙葉は息をゆっくり吐いた。

「爽平くんが彼女と別れて…その時は正直嬉しかったけど、さっきみたいに名前を聞くと申し訳なかったかな…なんて」

「乙葉…違うよぉ」

桔平は真綾の言葉を止めた。

「アイドルを辞めるまで告白しなければ彼女と続いてたのかなって考えちゃうの…もう2年も爽平くんは彼女がいない…優しすぎるの、ずっと待ってくれるの、爽平くん…」