Secret Love 〜カリスマ美容師は幼なじみの年下アイドルを溺愛する〜

爽平は部屋に入るとベッドに横になった。
精神的に疲れたよ…

1時間経っても部屋から出てこない爽平

「様子見てきてもいい?」
乙葉が真綾に聞いた。

「寝てたら起こさなくていいよ」
「わかった」

ゆっくりとドアを開けるとベッドに大の字に寝ていた。

「風邪ひいてるのに、布団被らなきゃ、爽平くん…」

おでこを触ってみた。
少し熱い…爽平くん無理しちゃうからなぁ

「んっ…ひ、まり」

日茉莉って確か元カノさんの名前…
爽平くんはまだ好きなの?
私が告白して別れたって聞いてるけど無理してたのかな…

自由に恋愛してもいいって言ったけど別れたと聞いたし私の事、好きって言ってくれたから両思いだと思っていたけど爽平くんは日茉莉さんの事忘れられないのかな…
お仕事の為に私と付き合ってくれてるのかな…

急に不安になって涙が出てきた。

カチャっとドアが開き真綾が入ってきた。

「乙葉、スマホがさっきから鳴ってる」

ベッドに頭を付けていた乙葉は顔をあげた。

「真綾ちゃん…」
「何で泣いてるの?」

真綾は乙葉を立たせて爽平の部屋から出た。
リビングに座らせると桔平が驚いていた。

「どうした?」
「部屋に呼びに行ったら泣いてた」
「乙葉、爽平は寝てたんだろ?」
「爽平くん…日茉莉さんの名前を寝言で…やっぱりまだ好きなのかなって、私のわがままで別れちゃったんじゃないかとずっと思ってたのね」
「乙葉、私も名前は聞いた事あるけどさ、家には連れてきたことはないよ、紹介もされてない、だから爽平にぃがその彼女と将来を考えていなかったのは私はわかるよ」

「真綾ちゃん…」