その頃、NUAGU(ニュアージュ)の個室1番では爽平が仕事をしていた。
「いかがですか?」
鏡で髪のセットを見せる。
「うん、大丈夫、ありがとう」
「じゃあメイクの方していきますね」
今日来ているお客様は爽平の固定客、和泉プロダクションのモデル部門のトップの南さん
南さんとは専属契約をしている。
ママに紹介をしてもらい気に入っていただいている。
夜にパーティがあるらしくて後輩モデルの子を連れてきて隣の2番の個室で怜央がヘアメイクをしている。
コンコンとノックがありどうぞと声をかけると後輩モデルと怜央が入ってきた。
「じゃ〜ん、どうですか?南さん」
「いいんじゃないかしら(笑)」
怜央は失礼しますと個室に入ってくる。
「この子ドレスコードが初めてなのよ」
「はい、伺いました、あのアクセサリーとかはどうしましょうか?何も持っていないと…」
「そうねぇ…」
「怜央、店の方から花の飾りを持ってきて髪に止めてやれよ」
「はい」
「買い取ってもいいわよ」
「大丈夫ですよ、お気になさらず」
怜央は戻ってくると花の髪飾りをさしてピンで止めた。
「可愛い〜」
南さんの口紅を塗り終えると完成した。
「怜央、30分後にタクシーを裏口へ」
「はい」
「爽平くん、このネックレスをこの子につけてあげて」
「はい」
「えっ、先輩、いいんですか?先輩は?」
「買いに行くわ、大丈夫」
「すみません」
「南さん、カーテンでお着替え下さい」
「ありがとう」
個室の隅にはカーテンで仕切られた試着室ほどのスペースがある。
監視カメラでは見えない位置にあるのだ。
「失礼します」と爽平は着替える間部屋から出た。
「いかがですか?」
鏡で髪のセットを見せる。
「うん、大丈夫、ありがとう」
「じゃあメイクの方していきますね」
今日来ているお客様は爽平の固定客、和泉プロダクションのモデル部門のトップの南さん
南さんとは専属契約をしている。
ママに紹介をしてもらい気に入っていただいている。
夜にパーティがあるらしくて後輩モデルの子を連れてきて隣の2番の個室で怜央がヘアメイクをしている。
コンコンとノックがありどうぞと声をかけると後輩モデルと怜央が入ってきた。
「じゃ〜ん、どうですか?南さん」
「いいんじゃないかしら(笑)」
怜央は失礼しますと個室に入ってくる。
「この子ドレスコードが初めてなのよ」
「はい、伺いました、あのアクセサリーとかはどうしましょうか?何も持っていないと…」
「そうねぇ…」
「怜央、店の方から花の飾りを持ってきて髪に止めてやれよ」
「はい」
「買い取ってもいいわよ」
「大丈夫ですよ、お気になさらず」
怜央は戻ってくると花の髪飾りをさしてピンで止めた。
「可愛い〜」
南さんの口紅を塗り終えると完成した。
「怜央、30分後にタクシーを裏口へ」
「はい」
「爽平くん、このネックレスをこの子につけてあげて」
「はい」
「えっ、先輩、いいんですか?先輩は?」
「買いに行くわ、大丈夫」
「すみません」
「南さん、カーテンでお着替え下さい」
「ありがとう」
個室の隅にはカーテンで仕切られた試着室ほどのスペースがある。
監視カメラでは見えない位置にあるのだ。
「失礼します」と爽平は着替える間部屋から出た。



