Secret Love 〜カリスマ美容師は幼なじみの年下アイドルを溺愛する〜

つぼみ組のメンバーとうまくいってないのかと思ったから実奈美ちゃんには悪いけど安心した。

「乙葉はつぼみ組は楽しい?」
「うん、楽しいよ、ダンス動画撮ってSNSにも昨日投稿したしね」
「これからお互い忙しくなるな」
「うん」
乙葉は起きると爽平の太ももの上に乗った。

「爽平くんは社長だもんね」
「一応社長やらしてもらってます(笑)」

「社長!頑張ったからボーナスください!」
「仕方ないなぁ」

爽平は乙葉をまたがせて腰を支えてキスをした。

「んっ…はむっ…んー」

乙葉は爽平に抱きついた。

「大好き…爽平くん…」
爽平は乙葉の頭を優しく撫でる…
「ん、頑張ったな」

スースーと寝息が聞こえてきた。
爽平はゆっくりベッドに横にならすとスマホを見ていた。

下で音がしたので爽平だけ降りていくとママさんが帰っていた。

「お邪魔してます」
「あれ、爽平だけ?乙葉は?」
「寝ちゃいました(笑)」
「全くー」

「ママさんは知ってた?つぼみ組のデビュー」
「知らなかったの、パパも太一も何も話してくれないしー」
「ママさんて役員じゃなかったっけ?(笑)」
「名前だけね」
「モデル部門はまかされてるんじゃないの?」
「そうだけどマネージャーがいるからね、今はパソコンあれば…4月は忙しいけどね」

夕食食べて帰るでしょ?とママさんは言って準備を始めた。