Summer Love






「やったね、未来のお嫁を傷つけるなんて!!」




また抱きしめられそうになった。



ーーー変態野郎っ!!!




ゆえに、素早くかわす。





「あっ、逃げるなっ!!!」


「もう勘弁してくれって……!!」




全力で逃げている最中ちらほら。



裏庭に女子生徒が俺の姿を覗く。



目が合った。



一瞬その生徒は頬が赤くなっていて、気の所為だと思いたい。





「先生ぇ!!

待ってよ!!


未来の婚約者ー!!」




どこまでも追いかけてくる、友香。




誰もとめないのは、「お似合いのカップルだ」と。



生徒たちが黙認しているからと噂で聞いた。




俺はたまったものではない。



もし、いや絶対ない。



こいつと恋愛をすることになったら年の差は十歳以上。



ーーー俺は刑務所行きだ。


俺だってやりたい事が沢山あるのに何故刑務所に?



俺の嫁だと豪語する、友香のためにか?




「お前なんて、願い下げだ。


馬鹿を言うな!!」



一人の教師人生で全うしたい夢が、たくさんある。



この女から全力で逃げるしかない。





命にかけて。