Summer Love


「純奈とは、正式に別れたよ。残酷な事にね」



「………そうか」



俺はなんとも言えない空気



部屋のゴミ捨て箱を回収。


これはどう反応したらいいのか、困りかねる。



悪いのは俺ではないと、信じたいがーーー。



「思えば、やっぱり君のことをずっと一途に忘れられなかったんだよ。きっと」



そんな捨て台詞を吐かれてしまった俺。



そんな事を言われても、巻き込まれてるのは本望ではないし、正直どう対処したらいいっての……この状況。



やはりネックレスをあげるべきではなかったのか?



「だからこそ、君のことを許せなかった」