そんな事を問い詰めても、堂々巡りになって責められたみたいなフェーズに立たされても困る。 だから俺は、躊躇し当回しに言った。 「俺のことが、もし在学中に好きだったとしても、告白してきたらよかっただろ?先生ってのは、生徒と絶対に付き合える関係じゃないことは分かりきってんだから。そして振られて、正式に零の元へ行けばよかったんだ!!そしたら、こうしてお前は未練たらたら状態で、引きずることも無かったはずだ!!俺を巻き込むな!!純奈!!」 終始ネガティブな、純奈に俺はいつも調子を崩される。