力なくブツブツと何かを言っている、純奈。 「ちょっと、お嬢さん大丈夫?凄い喧嘩だったけど………」 心配そうに覗き込む、母さん。 「母さん、ちょっと俺コイツと話があるから席を外してくれないか?」 「……え?」と純奈が振り向くないなや、俺は人目につかない場所へと純奈を引っ張った。 *