月と太陽

…最近影守は
ソファでぼーっとしている時が増えた。

影守は本を読んでいるつもりだろうが
視線は本ではなくどこか遠くを見つめており
何か考えているような…悩んでいるような…
そんな素振りをしている。

でも本人が何も無いと言いきる以上は
何も出来ない。

俺の学校で何かあったのだろうか…。

もしかして…裕太先輩と何か…。

でも、俺がいくら考えた所で
もう学校には拒否反応が出て近付けないし
俺のせいでこうなってるんだから
今は影守の迷惑にならないよう
学校でちゃんと過ごすだけだ。

そう思いながら学校へ向かった。