月と太陽

「何を謝るの?」

「…色々と、ごめん。
俺のせいで、影守にずっと迷惑掛けてるし…
何か最近、影守元気無いように見えて
学校で何かあったのかなって…」

俺がそう言えば

「…何もないよ。皆良い人達だし。
私の事より光守は大丈夫なの?」

影守はまた、
自分の事より俺の事を考えてくれる。

「…俺も大丈夫。勉強は難しいけど
夏休みの間ずっと影守が教えてくれたから
全然授業についていけてる。
人間関係も問題ないし…」

俺の言葉に「そっか。それなら良かった」と
影守は言い、「じゃあ先に行くね」そう言って
駅の方に向かった。