裕太先輩は私に近付くと
「光守、ちょっと話せる?」
と、優しい声で聞いてきた。
私はとりあえず静かに頷くと
裕太先輩は私の手を握って校舎裏まで来た。
「…光守、」
裕太先輩はうつ向いている私の手を握る力を
少し強めると
「…あの時はごめん」と謝ってきた。
「…え、」
私がゆっくり顔を上げて見れば
裕太先輩は切なそうな顔をしていた。
「…光守がそういう行為に慣れてない事は
分かってた。手繋ぐのも戸惑ってたし、
キスも恥ずかしいって言われてたから。
ゆっくり段階を踏まないとって思ってた」
「…」
「あの日は本当にただ純粋な気持ちでカラオケに誘っただけだったけど…
どうしても、まだ光守と一緒にいたくて
触れたくなって…
自分でも自制が効かなかったんだ」
「…」
「光守が抵抗しても止められなくて
殴られてやっとハッとしたよ。
俺、嫌がる光守に何て事したんだろうって。
すぐ謝ろうとしたけど電話も繋がらないし
学校も休んでるし…俺、夏休みの間もずっと
光守の事考えてた」
「…」
裕太先輩はそう言って
私の腰に優しく手を当てると
「光守、ちょっと話せる?」
と、優しい声で聞いてきた。
私はとりあえず静かに頷くと
裕太先輩は私の手を握って校舎裏まで来た。
「…光守、」
裕太先輩はうつ向いている私の手を握る力を
少し強めると
「…あの時はごめん」と謝ってきた。
「…え、」
私がゆっくり顔を上げて見れば
裕太先輩は切なそうな顔をしていた。
「…光守がそういう行為に慣れてない事は
分かってた。手繋ぐのも戸惑ってたし、
キスも恥ずかしいって言われてたから。
ゆっくり段階を踏まないとって思ってた」
「…」
「あの日は本当にただ純粋な気持ちでカラオケに誘っただけだったけど…
どうしても、まだ光守と一緒にいたくて
触れたくなって…
自分でも自制が効かなかったんだ」
「…」
「光守が抵抗しても止められなくて
殴られてやっとハッとしたよ。
俺、嫌がる光守に何て事したんだろうって。
すぐ謝ろうとしたけど電話も繋がらないし
学校も休んでるし…俺、夏休みの間もずっと
光守の事考えてた」
「…」
裕太先輩はそう言って
私の腰に優しく手を当てると



